TOPIC
2024.07.24
総務省が公募した「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」にハイパーデジタルツインのインフラ型自動運転研究開発案が採択
インフラ型の自動運転の実現を目指す株式会社ハイパーデジタルツイン(以下当社)は、総務省が公募した令和6年度「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」において、研究開発課題「自動運転機能をアウトソースする新発想でマイクロモビリティの自動運転を実現する」として採択されました。(採択率: 6%(23/383))
当社は、革新的な自動運転技術の研究を進めており、車体側ではなくインフラ側にセンサーや自動運転機能を設置することで、より安全かつ効率的な自動運転の実現を目指しています。LiDARセンサーとデジタルツイン技術を用い、死角の無いリアルタイムリスク判断システムを構築しています。すでに京都リサーチパークやさいたま新都心駅での実証実験も成功しています。
現代社会において、脱炭素社会の実現やラストワンマイルの移動課題の解決が求められ、マイクロモビリティの重要性が増す中で、マイクロモビリティの死角の多さによる安全性の確保や、多数のセンサーの搭載によるコストの増加が課題となっています。これらの課題を解決するため、インフラ側にセンサーと自動運転機能を設置し、リアルタイムでデータを統合・分析する新しいアプローチを採用しました。今回の研究では実用化に向けて通信や処理の遅延を最小化し、歩道通行者と同じ環境での自走運転技術を目指します。
今後、複数のモビリティや人をトラッキングし、空間の安全性を高精度に把握し、最適なルートを形成することで、スムーズかつ安全な自動運転を実現していきます。現在の通信と処理の遅延を改善し、歩道通行者向けの自動運転サービスを2025年までに展開することを目指しています。さらに、5G等の回線事業者との連携を強化し、デジタルツインデータを活用した自動運転技術の社会実装を推進してまいります。
また、FNNプライムオンライン「「スタートアップ」本格始動 世界に誇れる企業の輩出目指す」にて、選出された26企業が集まって行われた「ICT STARTUP LEAGUE」のキックオフイベントの様子が放送されました。
総務省採択ページ:総務省|報道資料|令和6年度「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」研究開発課題の公募の結果 (soumu.go.jp)
芝浦工業大学プレスリリース:ニュース・プレスリリース|芝浦工業大学
FNNプライムオンライン:「スタートアップリーグ」本格始動 世界に誇れる企業の輩出目指す
2023.12.19
読売新聞にHDTについての記事が掲載
「12/16の読売新聞 夕刊 10面」に、株式会社ハイパーデジタルツインについての記事「仮想空間で現実世界を制御 完全自動運転 目指す 芝浦工大ベンチャーなど」が掲載された。
2023.12.13
デジタルツインによるマクロモビリティの自動運転化技術の実用化に向けた実証実験を実施
2023年12月13日、京都リサーチパーク株式会社が運営する京都リサーチパークにおいて、デジタルツインによる自律走行型ロボットの走行実験を実施し、生成したデータをもとに自律走行するロボットの動きの正確性を検証した。フィールド内に計6台のセンサを設置し、デジタルツインを用いて生成された空間特徴データとリアルタイムに連携させた自律走行型ロボット計2台が、フードトラックのテイクアウトフードを約60~80メートル先の目的地まで運搬した。
記事:京都リサーチパークでデジタルツインによるマイクロモビリティの自動運転化技術の実用化に向けた実証実験を12月13日に実施 | 京都リサーチパーク株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)
2023.06.15
芝浦工業大学発のベンチャー第1号に認定
2023年6月6日、当社は芝浦工業大学発のベンチャー第1号として認定された。これは、芝浦工業大学が2023年4月より開始した、大学の研究成果や人的資源を活用して設立された企業を認定するベンチャー創出支援制度のもと行われている取り組みによるものである。この認定によって大学保有の特許の実施権を得られるなど大学からの各種支援により、事業化に伴う人材や資金の調達の課題を解決し、円滑な事業展開を目指す。
2023.01.09
世界最大規模のテクノロジー見本市「CES」に出展
2023年1月5~8日(米国時間)にアメリカのネバダ州ラスベガスで開催された世界最大規模のテクノロジー見本市「CES」に出展した。世界中から3200社以上が参加した本イベントで、我々は3次元センサネットワークを用いたマイクロモビリティのためのデジタルツイン技術を展示し、4日間にわたって世界中の企業とセッションを行った。
2022.11.28
自律走行型ロボットによるテイクアウトフード運搬実証実験
11月28日、京都リサーチパーク株式会社が運営する京都リサーチパークにおいて、自律走行型ロボットを使ったテイクアウトフード運搬の実証実験を実施した。屋外環境に設置された計10台のセンサで空間情報を取得し、生成された「デジタルツイン」により自律走行型ロボットが自律的に目的地まで移動する実験を行った。また、京都新聞にこちらの実験についての記事が掲載された。
記事:テークアウト用の弁当、人混みでも配達 芝浦工業大のロボットが実験|経済|経済のニュース|京都新聞 ON BUSINESS (kyoto-np.co.jp)
2022.09.15
NICT Beyond 5G研究開発促進事業に採択
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)による令和 4 年度委託研究 「Beyond 5G研究開発促進事業(一般型)」に、「研究開発課題名:多重自律マイクロモビリティのためのハイパーデジタルツイン基盤」(採択番号06401)として採択された。 「複数の3次元センサをリアルタイムに集約可能な3次元センサネットワーク技術」および「自律マイクロモビリティ向けのエッジ技術」を融合し、エッジネットワーク上でのデジタルツ イン基盤 の実用性を示す。